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サンチェ・ビビンパップ(山菜・混ぜご飯)
お店は地下にあるので 木製の階段を降りて、少しゆがんだ韓国らしい雰囲気のドア を開けると 昔の良い感じの
お店になっています。
BGMは パンソリ(韓国民謡)が流れ、壁は昔の土塀の藁を混ぜ込んだ赤土です。 昔の農機具や パガジ(瓢箪)など
がインテリアとして置かれ、床は板張りです。

良い店を 見つけたと思って、外の看板にあったサンチェ・ビビンパップ(山菜・混ぜご飯)を いきなり注文したのです。
メニューを見ないで・・・・

席に座わって 周りを見渡すと 奥の方に数組いるだけのようです。
まだ11時ごろで お昼前なので少ないのだろうと BGMを聞きながら雰囲気を楽しんでいました。

夏用の麻のチマ・チョゴリ(韓国女性服)着た アガシ(娘=ウエイトレス)が茶碗に入った水と 箸とスプーン
(スカッラック)を持ってきました。
茶碗の水は 普通なので うなずいて・・

箸とスプーンは布に包まれています。
昔風なのが 嬉しくなります。最近は 紙の包みが どこでもあたりまえになっているのですから・・・

前菜がきました。皿が15もあります。包んで食べるためのサラダ菜も竹篭に7.8種類もあるのです
鯖と大根の味噌煮、生蟹のキムチ、貝の煮物・・・・いろいろ美味しそうです
喜びと同時に 不安が出てきました。そうです メニュを見てないので 値段がわからないのです(;^_^A

もしかしたら 高い店なのかもしれない・・・・・
そう思うと 小心なわたしは ますます疑心暗鬼で 考え込んでしまいます。

追い討ちがきました。桂皮茶です。韓国でお祝いにだすという 甘く、黒いニッキのお茶です。
冷たくて 口の中がすっきりです

メインのサンチェ・ビビンパップの登場です。
山菜とタイトルにあるように いろいろな野菜がたくさん載っています。
熱い石焼の器で少し焦げ気味の香ばしいご飯も食欲をそそります。

テンジャン(味噌汁)も来ました。もうテーブルの上はいっぱいです。
嬉しいけど、不安は続きます。

さらにとどめに ソンニュ(焦げ茶)が来ました。ご飯を炊くとき底の焦げにお湯をいれて
飲む昔の韓国の民家では普通に飲んでいたという 飲み物で初めて出会いました。
最初にきた水と前菜の水キムチを含むと4種類の飲み物です。

お腹いっぱい食べましたが 前菜は1/3も食べてないのです。

胃が小さいことをまた クヨクヨ考えてしまいます。きっと高いに違いないから 全部たべなくても料金は いっしょだし・・・・・・

意を決して叫びました「ケサン・ハセヨ!」(お勘定をおねがいします)

計算書をみてびっくりです。ただのW5000(500円)なのです。
名刺 レジの前にいるオーナーのキム(金)さんに名刺を
もらいまた来ること約束しました。

お店の名前が「トッダムゴル」土塀の意味のようです。
昔の雰囲気を考えてつけたのでしょう。

新しい店を探せなかったり、時間などに余裕が
ないときは毎回ここでの食事になっています。

他の料理の美味しく カルビッチム(カルビ肉
煮付け)もお勧めです。



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