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南北の民族分断を解消したい

北は朝鮮民主主義人民共和国として南は大韓民国として
同時に国連加盟したことで 両国とも世界から独立国であることを
認知されたものであると思っています。

英国から移住した人たちが米国を作ったことで
同じ民族ですが 別の国として世界から認知されて
いるのと同じではないでしょうか?

韓国の友人たちに聞くと統一は民族の悲願だといいます。
北を攻めて戦争をしたいの?と聞くと そうではなく
援助して話し合いを続ければ 全土を大韓民国として
統一できると言ってます。

平和主義の私としては 戦争をしないで問題が解決
することは好ましいと思っています。

「援助して同胞を助けることは良い事だ」
「民族統一は良い事だ」
「だから援助すれば統一できる」

この三段論法に対して気持ちは分かりますが
相手がそれに素直に応じると理解することは困難です。

韓国の友人に北が援助してくれたら大韓民国国民は北に
統一されるのを喜びますか?と聞くと絶対嫌だと言います。

北も似たような考えだろうと推測できます。

「民族の統一は良い事だ」
「民族の分断は悪い事だ」
両国ともに この善悪判断をを叫び続けると
統一の方向に向かえると信じているようです。

私が思うのは両国がお互いに独立国として認め、互いに
大使館を置いてパスポートがあれば交流できる 通常の
国家間交流の状態から初めるのが 良いと考えています。

ビザを免除とか滞在日数の大幅増加とか 同一民族と
しての待遇面を強化していって、交流を進めて
市町村合併のように互いに 議員定数や行政組織の
合意を作り上げてから 最後は合併統一という方向が
早いように思えます。

でも そうする事は 両国で悪い事だとはっきりと
国民合意ができている民族分断を認めることになるのです。

分断している現実を両国ともに悪い事だから認めないとする
善悪判断でしか思考が働いていないことが大きな障害なのです。

善悪の判断と言う柵(シガラミ)から抜けて、
南北に分断された民族、家族が再会できる日が
早めに来る事を祈りながら・・・・


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