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検索の効果とネットの略史

2007年10月8日の夜 platonサーバが壊れました。このサーバに入っているすべての
ホームページは見えなくなりました。

サーバの修復には時間とお金がかかります。両方に欠けていた私は 大阪の友人に
サーバの復旧と管理をお願いすることにしました。在庫していたコンピュータと ハード
ディスクを3つ(590G)を翌日の10月9日にクロネコ便で送りました。

400人以上の多くのユーザーがいたので 今まで管理にはプレッシャーがありましたが
機器を送った後は 私の責任はありません。重荷が取れて肩が軽くなりました。
platonサーバの復旧と今後の管理は大阪の友人の働きに依存する事になりました。

「釜山でお昼を」のホームページは この機会に「猫の手」サーバに移転する事に
し、画像が9000枚くらいあるし、htmlファイルも1500頁あるのでサーバの負担を
減らす効果があるからです。

時間単位のアクセス調査

時間帯件数グラフ
002
045
066
111
142
173
194
201
213
222
231
移行して動作が開始するまで見えない
のは当然で10/9はアクセスはゼロです。

10/10の午後 稼動を始めました。

このグラフは10/11のアクセス記録です
相互リンクしたHPに移転案内を出した
結果がこの状態です。

yahooとgoogleは昨日 移転案内を出し
たので反映するのに 最低でも数日は
かかるでしょう。

それまでは このようなアクセスだと
思います。インターネットの急速な普及は
検索エンジンが充実したことにあると
実感しています。

それまでは頁を 知らないと探せないので
リンクからリンクへ飛ぶネットサーフィンで
探してリンク登録して置くことが主体でした。

リンクされていないと 何を書いても誰も見てくれないのが当然でした。

yahooのカテゴリ別の登録はネットでの検索を便利にしました。
そして多くのサイトを登録するりんくサイトが増えて競争になりました。

しかし その競争はすぐ消えて優良なサイトを登録することに価値感が代わりました。
ホーム頁が増えてくると 淘汰が始まったのです。

面白いけど優良とは言えないサイトは無視されるような傾向になったのです。
再び ネットサーフィンの時代に戻るのかと思ったら googleを代表するロボットが
巡回して登録することが出て カテゴリー登録と反対の方向に優劣を決めないですべて
登録するようなシステム登場し広がっていきました。

これの価値は大きなものです。書いても誰も見てくれないだろうと考えていたことが
書けば誰かが見てくれるだろうと インターネットに依存する気持ちが広がったのです。

そして 掲示板の全盛時代を迎えました。2chがそれの代表です。
ロボット巡回による不良書き込みの増加で 掲示板の時代は急速に代わります。
企業化した2chはロボット対策ができて生き残ることができましたが 普通の
ユーザーは掲示板からロボット対策を施したブログヘの移動を始めたのです。

10年前に始めた「猫の手」サーバの無料掲示板サービスも閉鎖の時期になりました。
そろそろと使命を終えて静かに消えていくのはもうすぐです。
全盛期は数千あった掲示板が100を割っていて、稼動しているのは 半分以下だと
思えるからです。

google検索もSEOと言って ページ内容ではなくテクニックで上位頁にあげる事が
流行っています。

ロボットは愚直なので命令された条件で一生懸命にWEBを回ってデータを集めます。
被リンクされる頁が重要だという発想はとても斬新で良いものです。
これで頁に得点の重みをつけて並べている事は 分かっています。

そして これを逆手に取って人より有利に立ちたいと考えるのは人間の性です。
多くの業務用頁が これを利用しています。

しかし 私は技巧に走るやり方は知っていても使いたくありません。
資料になりそうなページの増加という基本的条件で勝負したいものです。  (2007/10/12)


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