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景福宮 

景福宮

数年ぶりにソウルに来ました。

宮殿であった 景福宮はソウルの観光名所なので
私も何度も訪問しています。何時行っても観光客が
多い場所です。

今回は景福宮の敷地内にある国立民俗博物館を
見るため 訪問しました。

タクシーの中から写した正面の門は光化門です。
本物は朝鮮戦争で焼失したので、朴正煕時代に
コンクリート で作ったものです。
景福宮

景福宮の現況図です。

横の入口から入って国立民俗博物館を見て
文武百官が並ぶ政治の儀式を行なう勤政殿の
広場を抜け正面玄関の光化門から出るコースです。

歩いた跡を赤線で印しました。


景福宮

これは 王宮が機能していたころの配置図です。

政を行なうのは入口から1/3くらいの空間です。
奥の2/3は王の私的生活の場所なのです。

日韓併合で光化門の内側に朝鮮総督府の庁舎が
作られ ました。王の宮殿は徳寿宮に移転したのです。

朝鮮博覧会が開かれる時に居住部分はすべて
撤去され展示会場が並んだのです。
景福宮

王宮の私的部分も一部修復された様子です。

僅かな部分ですが複雑に入り組んだ大奥の
雰囲気がわかるような気がします。

昔の官女の衣装の女性が出る所でした。
前回 訪れたときはゆっくり見る事が
できましたが、日が傾いて来ました。
もうすぐ閉館時間なので急ぎます。
景福宮

勤政殿の屋根が見えます。

ここを抜けるだけの時間しか残って
いないのです。
景福宮

横に小さな門があります。

名前は まだ調べていませんが 通用門だったと
思われます。
景福宮

太い柱の並ぶ回廊に勤政殿は
囲まれています。


景福宮

柱の間から見た勤政殿です。

勤政殿が王朝政治の中心だったのです。

中心に王が居て 前に文武百官が並びました。


景福宮

階級に応じて並ぶ位置が決まっています。

石に刻まれて 正一品から順に並んでいます。

門は「勤政門」です。
景福宮

勤政殿を囲む回廊の門から中門の「興礼門」を見ました。

現在 復元されていますが ここに総督府の庁舎が
建っていました。

総督府庁舎が博物館だった頃
景福宮

「興礼門」から正面の門である「光化門」を見ました。

「光化門」を近くからアップで撮ります。


景福宮

「光化門」を出て門の左右にあって悪霊から
王宮を守る石の獅子像です
景福宮

「光化門」を正面から撮るのは困難なので横から
撮りました。

「朴正煕」が漢字を嫌いハングルで「光化門」と書いて
掛換えしたと言われる額を撮りたかったのですが・・・
無理はしないで諦めます。

これから独立門に向かいます。

(2006/03撮影)


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