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オモニ（母）の塔
釜山の繁華街の中心の高台にある龍頭山公園の
裏手（北側）に廻ってみました。
龍頭山公園は1956年から1960年までの間 韓国
初代大統領の李承晩の号を使った「雩南公園」と
呼ばれていました。
「雩南公園」時代の痕跡が残って無いかと？
探す為の散歩です。
（2010/02撮影）
大廳洞と
東光洞が見える中腹に上部が破壊されて
台座だけが残る塔がありました。
1960年5月 李承晩大統領が韓国から逃げてハワイに
亡命した後、李承晩大統領に関係する記念碑はすべて
破壊され、公園の名前も元の龍頭山公園に戻されたと
聞いています。
これもその内のひとつ？かもしれません。
詳細をご存知の方 ご指導下さい。
（2011/02撮影）
デザイン部分を拡大します。
コンクリートのレリーフには、子供を抱いて
倒れる女性と、機関車の車輪が刻まれています。
推測ですが・・・・
子供を助けようとして機関車に轢かれた母を
称える為の
塔かもしれません。
（2011/02撮影）
横にはハングルで「ウリオモニ」
（私の母）と記されています。
釜山にお住まいの方からメールを頂きました。
彼は小学校の裏手に教材として作られた塔が廃校で
使わなくなり破壊されたのでは？と推測しています。
塔の背後に見える階段を下りると下に
小学校（戦前：
第七小学校、戦後：東光小学校）がありました。
（2011/02撮影）
レシーフの裏です。
（2011/02撮影）
横のほうです。
ハングルで「父母を恭敬せよ」と書いて
あります。
破壊されるような内容には思えませんが・・
何か事情があったのでしょう。
（2011/02撮影）
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