8代目朝鮮総督の阿部信行・11代朝鮮政務総監の
遠藤柳作はソ連が朝鮮のほとんどの地域を占領
することになると推測し、占領に伴う混乱から
日本人の安全を守る為、穏健派だった[呂運亨]と
交渉して行政権を渡すことになりました。
8/15 呂運亨は建国準備委員会(建準)を立ち上げて
独立の準備として治安維持の保安隊と建準組織を
朝鮮全土に造りました。
8/16 朝鮮総督は政治犯の一斉釈放を行いました。
1945/8/24 ソ連軍は平壌を占領し、北半分を支配
下に置く事になりました。
ソ連と米国の話し合いによって北緯38度線で分割
して朝鮮を占領することになっていました。
米軍(GHQ)は朝鮮総督府がかってに行政権を移行
することは認めず、進駐の時まで南半分の治安
維持を
命じました。
朝鮮総督府は建国準備委員会(建準)に移行した
行政権を取り消して米軍の進駐を待ちました。
1945/9/6 呂運亨の建準は全国人民大会を開催
朝鮮人民共和国の建国を宣言しました。
1945/9/9 朝鮮総督府は進駐した米軍に権限を
渡し、朝鮮の日本統治は終了しました。
1945/9/19司令官ジョン・ホッジ中将と民政長官の
アーサー・リーチ少将の下で38度線南側に軍政を
宣言して米軍統治時代が始まりました。
10/10 呂運亨の朝鮮人民共和国の成立を否定
11/23 上海の臨時政府を否定し個人の資格で
金九など
幹部の朝鮮帰国を許可
12/12 呂運亨の朝鮮人民共和国を非合法化