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朝鮮の航空機工業

 
アジア歴史資料センターの資料を見ていたら、昭和18年12月の 第八十四回帝国議会
説明資料(B02031403600)に朝鮮の航空機工業の育成方針が あったのでメモとして
 この頁を作りました。
飛行機工場

1.三井鉱山株式会社朝鮮飛行機製作所(平壌)

航空機部品の製作及び機体の修理を従事していたが
飛行機機体の製作を準備中
2.朝鮮航空工業所(釜山)
昭和18年9月30日開所 航空機部品の製作中
3.八谷鉄工株式会社(大邱)
航空機部品の製作中

上記三社の工場を移転して大々的増産予定
他5.6箇所に大規模な工場 (金属完成機及び木製機製作)の計画中

滑空機工業

滑空機発航用ゴム索の製作工場は 釜山三和護謨工業の1社のみで
昭和18年より操業開始、年生産能力300本
場所 名称 事業開始年度 生産能力 生産機
京城 富永軽飛行機製作所 昭和17 200 初級機及び中級機
京城 朝鮮軽飛行機製作所 昭和16 120 初級機
平壌 帝国軽飛行機製作所 昭和18 50 初級機
清津 永岡航研工業株式会社 昭和17 180 初級機
大邱 八谷鉄工株式会社 昭和16 50 初級機
合計600

資材の供給が少なく全能力を発揮できず昭和17年の実生産数40機 昭和18年100機

アジア歴史資料センター
第八十四回帝国議会説明資料 16の10頁 【 レファレンスコード 】 B02031403600


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