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釜山に残る電車1 (車体)
昔の電車が保存されていると聞いて
東亜大学まで歩いて 来ました。1968年5月に釜山の路面電車が
廃止になってから39年の間の
長い期間を今までここで静かに
休んでいたのでしょう。誰かが訪ねて来るのを待っていたよ
と語っているようです。会えて感激です。足回り
(2007/08撮影)
バンパーは凹んでいて一生懸命に
働いた様子を感じさせてくれます。ロスアンゼルスの市内を走り回ったのが
最初の仕事でした。昭和25年(1950)ロスアンゼルスの電車
路線の一部廃止で余った車両100台が無償
援助として韓国贈られました。(2007/08撮影)
ヘッドライトのアップです。
ロスでの仕事を終えて船で釜山に着き、第二の
職場がソウルと釜山市内の循環路線です。
釜山には32台が配置されました。釜山に1950年に来て1968年の廃止までの
18年の間 釜山市民の足として働きました。(2007/08撮影)
薄い埃に覆われて眠っていたのでしょう。
いっしょに釜山にやってきた他の仲間の
車両はすべてスクラップなどで消えてしまい
ました。生き残った彼は、ロスと釜山の両方の歴史を
静かに語ってくれているようです。(2007/08撮影)
(2007/08撮影)
運転席です。
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2011年 電車は 東亜大学東大新洞キャンパスの
屋根のある車庫から出て、東亜大学富民キャンパスで
塗装の塗替えを行って露天展示されることになりました。
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