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釜山の電車停留所(9) (牧島線)
人気の無い釜山の路面電車停留所シリーズも9まで来ました。
昭和9年になって出来た釜山の新しい埋立地の敷地に作られた広い道路と
釜山大橋(現在の 影島大橋)で影島が結ばれて 電車が通うようになりました。
番号 戦前
停留所名戦後
停車場名1 府庁前 市廳前 2 大橋 影島入口 3 牧島本町 影島 4 牧島 影島終点
この地図は昭和11年の地図です。
幹線道路と大橋通1丁目から5丁目までの新しい町が
できました。影島まで釜山の市街が広がったのです。
大橋通4丁目は大橋洞1街、
大橋通5丁目は大橋洞2街と
戦後は地名が変わりました。
ランドマークの釜山タワーを入れてみました。 当時釜山府庁のあった場所から府庁前
停留所のあった付近を眺めた道路の
様子です。中央の紅葉している木のある公園の下が
釜山地下鉄1号線南浦洞駅です。
大橋停留所(影島入口)がこの交差点の
横断歩道の所にありました。昭和10年(1935)に開通して1967年に
廃止されるまで 路面電車は影島の住民に
愛されていたのです。
昭和の当時の牧島本町停留所(影島)が
この付近にありました。銀行や大きな建物の並ぶ影島の中心街です。
終点の牧島停留所(影島終点)のあった
交差点の角に ここまで電車が来ていた
という記念碑が建っています。裏面に趣旨が下記の様に記されていました。
(2005/11撮影)
かつて釜山市民の重要な交通手段のひとつで
あった電車が我が影島區管内まで来ていました。多くの住民や学生達の浪漫と思い出、哀歓を
大事に保管する意をアピールするためこの
記念碑を建立しました。(意訳)位置:影島區南港洞1街125番地一帯
運転期間:1935年から1967年まで
運転区間:南港洞〜九徳運動場、西面
1991年12月21日 影島區庁長
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