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釜山の電車停留所(8) (長手線:大橋通)

釜山の路面電車停留所シリーズ8も7と同じく釜山駅前から長手通(光復路)入口までです。

明治時代に出来た釜山の街路は狭いのです。
それで 新しく埋立でできた敷地に作られた広い道路に線路を移転をしました。
今回は移転後の路線を取り上げます。

番号区間移転年
1 裁判所前-富城橋 変動なし
2-3富城橋-本町 長手通り昭和通り不明
4-5本町-釜山駅 大倉通り大橋通り昭和9年

この地図は昭和11年地図です。

地図の赤い」線が昭和9年に移転した新路線です。

海だった所を埋め立てしてそこに大橋通りとする
幹線道路と大橋通1丁目から5丁目までの新しい町が
できました。

渡し舟で通っていた影島(牧の島)まで電車が通う
大橋(現在の影島大橋)が出来たので 交通が便利に
なりました。

影島まで釜山の市街が広がったのです。

戦前
停留所名
戦後
停留場名
釜山駅前釜山駅前
大橋通1丁目大橋洞
大橋通2丁目廃止
本町市廳前

佐賀県立名護屋城博物館所蔵 昭和9年以前の釜山駅(釜山停車場)の様子です。

駅前で線路が単線でカーブしています。
昭和9年に新幹線道路ができて線路が移動します。
複線になり、カーブしないで直進する事になります。

停留所は画像の左端のほうです。

大橋通1丁目の停留所がこの交差点でした。

釜山駅から複線がまっすぐ釜山府庁前まで
繋がっています。

広い幹線道路を電車が走っています。


大橋通2丁目の停留所がこの現在の付近です。

戦後は廃止されました。

釜山タワーから見た市廳前の様子です。

釜山府廳が戦後は釜山市廳になり、市廳が
移転した跡は建物は壊されて空き地になって
います。

そこにはロッテワールドが出来る予定です。


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