Home > 交通史 > 路面電車
釜山の電車停留所(4) (長手線:土城町区間)
釜山の路面電車停留所シリーズ4は繁華街を通るメインの長手線です。
明治時代に出来た釜山の街路は狭いので区間ごとに広い道路に移転をしているのです。
それで長手線を語るには3区間に分けたほうが分かりやすいと考えました。
番号 区間 旧 新 移転年 1 裁判所前-富城橋 変動なし 2 富城橋-本町 長手通り 昭和通り 不明 3 本町-釜山駅 大倉通り 大橋通り 昭和9年 線路移転のない区間-1(裁判所前-富城橋)から語りたいと思います。
戦前
停留所名戦後
停留場名富城橋 忠武洞 土城町 土城洞 府立病院前 市立病院前 裁判所前 裁判所前 昭和9年7月富平町線が廃止され、
長手線が土城町経由になりました。裁判所前-富城橋の間が増えて
環状線が 大きくなりました。この写真は富城橋停留所付近の現在の様子です。
真ん中と左の大きな建物が戦後の電車を経営した
韓国電力公社です。戦前は電車を経営した朝鮮瓦斯電気會社が
そこにありました。寶水川はコンクリートで覆い道路にしているので
現在は橋はありません。
写真の広い道路はかつて寶水川だったのです。
左の大きな建物は土城マンションです。
2階以上は住宅で、1階は玩具・文具の卸小売
商街になっています。韓国式の玩具もいろいろ面白いのが多いので
まだ見てない方は見学をお勧めします。
昔の土城町停留所は 白い荷台のトラックの
後ろ姿が見える付近の交差点にありました。その後土城洞に変わっても昔の日本時代の
建物が数多く残っています。通りに面している3階以下の建物は全部
昔の建物といってもよいでしょう。
戦前の府立病院前停留所はここにありました。
写真の白い大きな建物が病院です。
戦後は釜山市立病院前停留場に名前が
変わりました。
現在は釜山大学附属病院です。交差点を右に曲がると裁判所前です。
右に曲がりました。
この道路が九徳運動場まで続く九徳路です。
右の歩道にある標識は地下鉄の土城駅の入口を
示しています。左奥の白い建物が東亜大学(旧裁判所)です。
Home . 釜山旅行の基本情報 . 人物 . 歴史 . 乗り物 . 交通史 . 名所・旧跡 . 釜山の街角風景
. 釜山の街角今昔 . 街角今昔2 . 食べた物 . 昔の生活と文化