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釜山の電車停留所(2) (富平町線)

釜山の路面電車は調べると面白い事が多いので楽しみです。
シリーズ2は富平町線です。

大正5年(1916)に 釜山郵便局から 富城橋前まで線路ができました。
昭和9年7月 富平町線を廃止し、大きな環状線になりました。

郵便局から寶水町2丁目までは大廳町線 寶水町2丁目から富城橋前までの 路線は
富平町線と呼ばれました。

釜山市電路線図t10
戦前
停留所名
戦後
停留場名
寶水町2丁目不明
市場前なし
富平町三丁目なし
富城橋忠武洞
韓国電力公社

この写真は富城橋停留所付近の現在の様子です。
寶水川はコンクリートで覆い道路にしているので
橋はありません。

真ん中と左の大きな建物が韓国電力公社です。
戦前は電車を経営した朝鮮瓦斯電気會社が
そこにありました。

大正6年12月 長手線が完成し大廳線と
富平町線とで環状線になりました
韓国電力公社

そして 写真の道路に複線の線路敷き
直進して土城町経由の大きな環状線に
変更したのです。

左の大きな建物は土城マンションです。
戦前はそこに山内醸造場の工場があり、
清酒を造っていました。

釜山の大きなアパートは酒造所跡地に建てられて
いるのことが多いようです。

富城橋から寶水2丁目方向です。
ここに単線の路線があって電車が走っていました。

道路の右は富平洞2街で、左が富平洞2街
寶水交差路となっています。

横断歩道の数10m先に富平町三丁目の
電車停留所がありました。

富平

この交差点の場所の[市場前]の電車停留
所が ありました。

左の建物が現在富平マンションです。
戦前は釜山府営の富平市場でした。

次の電車停留所は大廳町線の寶水町
二丁目


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