平壌府の電気事業及び電車事業は平壌府の直営でしたが
朝鮮総督府の指導する電気事業統制の国策に協力する為
昭和13年1月1日をもって西鮮合同電気に電気事業及び
電車事業をすべて移行しました。
電車の台数は40台になっていました。
西鮮合同電気の成立は朝鮮総督府の電気事業統制の
最初の事例です。西鮮地方の電気会社7社を統合する
政策で出来ました。
中心になったのは朝鮮電気興業株式会社で 海州電気、
斜里院邑営電気,朝鮮電気、鎮南浦電気、
朝鮮送電、
安州電気が昭和8年9月合併契約をしました。
翌年の昭和9年1月に資本金1千万の西鮮合同電気
株式会社が生まれました。
取締役会長:香椎源太郎 取締役社長:山本犀蔵
専務:吉田英三、常務:岡谷修二、難波弥一、大橋恒蔵、
佐方文次郎、横田虎之助、倉知鉄吉、松井邑次郎、
斉藤
久太郎、鈴木種一
監査役:望月伸、松谷安太郎、樋口虎三
昭和20年8月の敗戦で日本人引き上げになりました。
全てソ連の占領する地域になり、その後 独立した
北朝鮮の管理なりました。<
写真:朝鮮功労者銘鑑:52頁
年号 | 年 | 客車(電動) | 客車(付属) | 貨車 | 散水車 | 合計 | 備考 |
大正 | 11 | 10 | 10 | ||||
12 | 10 | 10 | |||||
13 | 10 | 10 | |||||
14 | 10 | 10 | |||||
昭和 | 1 | 14 | 14 | ||||
2 | 14 | 14 | |||||
3 | 24 | 3 | 1 | 28 | |||
4 | 24 | 3 | 1 | 28 | |||
5 | 24 | 3 | 27 | ||||
6 | 24 | 3 | 1 | 28 | |||
7 | 24 | 3 | 1 | 28 | |||
8 | 24 | 3 | 1 | 28 | |||
9 | 資料欠損 | ||||||
10 | 30 | 3 | 1 | 34 | |||
11 | 38 | 3 | 1 | 42 | |||
12 | 38 | 3 | 41 | ||||
13 | 36 | 2 | 38 |