竹籠売り
李朝時代にはこのような風景が普通でした
日本統治時代に入っても地方ではよく見られた光景です。
いっぱい作った籠をまとめて、市場に売りに出かけるところです。
このように各村々を行商して回る人たちを「ジャンス」と呼びます
白い服は庶民の普通の姿です。
すべて白でまとめるのが伝統様式なのです。
朝鮮の身分階級で庶民は白以外の服を着ることが
許されなかったのです。
それで「白衣の民族」と呼ばれています。
重い荷物を持ち上げ易いように背負いの足が長くなっています。
手に持った棒は杖ではありません。
休むとき 籠が倒れないように支える棒なのです。
背負いの足と支え棒ので3点で荷物が倒れないようできます。
ですから簡単に休むこともできるし 背負うときも中腰からなので
楽に持つことが可能になる
生活の知恵なのです。
この写真はモノクロを加工、彩色したものです。