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朝鮮戦争と通貨3

北朝鮮の通貨が流れた

韓国銀行

1950年6月25日 朝鮮戦争が始まると、開戦後
数日で韓国の首都 ソウルは北の軍に占領されて、
釜山に遷都するしかありませんでした。

米軍も多くの戦闘部隊を投入しましたが、ソ連製の
戦車を使った北の機動作戦に退却を重ねました。

9月には大邱・釜山の周辺の狭い地域まで追詰
られてしまいました。

北はソウルの韓国銀行で押収した朝鮮銀行券
北の通貨を使い、占領地での物資調達をしました。

占領地域で北が使った百圓(ウオン)です。
北朝鮮中央銀行券

この紙幣は釜山市中区 中央洞
釜山デパートを 散策中に貨幣屋で
偶然に見つけ撮影許可を 貰いました。

北は自分の国を北とは呼ばない
はずだと思って最初は偽札?と
思い ました。(2003/11撮影)

紙幣が発行された1947年は北朝鮮
中央銀行と呼ばれていました。

それまで使われていた朝鮮銀行の
紙幣は1947年12月6日-12日までの
期間1:1で交換されて新紙幣になり
ました。

発行された紙幣は1圓、5圓、10圓、
100圓の4種類です。
この紙幣はスカシが入っていないので偽札も多く、紙の微妙な厚さで判断するしかないので注意が必要です。


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