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38度線突破 (朝鮮戦争6)

38度線突破

市街戦の末 米国第10軍団はソウル奪還を果たしました。
悲劇の街ソウルは まだ数回主が入れ替わる運命に
翻弄 されることになります。

仁川上陸・ソウル奪回と働いた第10軍団に代わって
釜山から北上した第八軍は38度線の手前に展開しました。
韓国軍の主力は東海岸沿いに集結しました。

米国大統領のトルーマンは戦争の目的である38度線
までの反撃に成功したので ここで停止すること検討
していました。
このまま進む事で、ソ連や中国の介入が始まり、新たな世界大戦に発展する 危険を回避する為です。

マッカーサーはここで止めると再び北が侵攻する準備
期間を与えるだけで戦争が長引くと警告し、進撃を 主張
しました。

第10軍団を元山に上陸させて再度の挟撃作戦を練って
北を完全に制圧する計画を考えていました。

10月1 東海岸の韓国軍が最初に38度線を越え北に
攻め込 みました。李承晩はこの機会に韓国が主体で
分断された 国家統一することを考えていました。

10月7日 国連総会で「朝鮮で安定した状態を確保する
ため適切な処置を行なう事ができる」とした決議を得て
米軍は進撃を始めました。

中国は韓国軍が38度線を超えるのは認めるが米軍が
超えた時は介入さざるを得ないと宣言しました。
これを米軍は牽制のための口だけの事だと思って
いました。

写真は陜川の映画撮影場


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