fSvjXcAa9J3OA
Home > 軍事史 > 
Home > 釜山の街角今昔 > 釜山府大廳町 > 2丁目

釜山守備隊

釜山守備隊は京城-釜山の間の電信
回線の守備を目的として大邱の八十連隊の
派遣隊として明治28年設置されました。

最初の場所は西町の郵便局のすぐ北側
にある東本願寺境内に駐屯していました。
明治30年に地図の場所である龍頭山の北側の
山麓を整備し兵舎を建設、移転しました。


伏兵山から見た釜山守備隊の全景です。
手前の大きな建物は智恩院の屋根です。

釜山の町の発展につれて 手狭になった
ので明治38年12月 釜山居留民団は 韓国
軍司令部に移転の交渉を始めました。
明治39年11月 居留民団が大新町に敷地
新兵舎を建築
無償で提供することで移転の
合意ができ、明治41年に移転完了。

跡地は大廳町になり 東洋拓殖釜山支店
日本メソヂスト教会などの建物が作られ
ました。

新釜山大観(昭和9年)より:
果川市の太虚さま提供

釜山居留地時代の釜山守備隊の正面です。

黒い服にゲートルを履いた当時の軍服の
様子が分かります。

後ろの山は龍頭山です。
参考文献
釜山府史(大正元年:釜山府)
日韓通交史附釜山史 後編(大正5年:釜山甲寅會)


Home . 釜山の基本情報 . 人物 . 歴史 . 乗り物 . 交通史 . 名所・旧跡 . 釜山の街角風景 . 街角風景2
. 釜山の街角今昔 . 街角今昔2 . 食べた物 . 昔の生活と文化 . 釜山近代史年表 . 近代史年号