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釜山の日本人居留地2

(領事館時代)

明治13年(1880)に日本帝国政府は 釜山の
管理庁を
廃止し、 釜山領事館を置く事にしました。

明治12年 領事館補として 釜山に戻っていた
近藤眞鋤 が初代釜山領事に昇進しました。

釜山は仁川、馬山などのように外国人居留では
日本人専用居留地だったので 領事は行政だけ
ではなく 立法・司法・警察の権限もありました。
釜山在留禁止令で日本人の釜山滞在の是非は
領事が握って いました。

明治14年(1881)に居留地制度ができました。
制度の下に領事の監督下の自治組織である
居留地會議員を選任して釜山総代役所
釜山居留民団)が行いました。

明治25年に釜山総領事館に昇格するも
明治28年4/1 釜山領事館に戻る。

明治27年(1894)日清戦争が始まり 兵站基地
として釜山の軍事上の重要度が再認識されました。

埋立によって市街地は拡大し人口は毎年増加
していました。

釜山領事 履歴
初代 近藤眞鋤 領事 明治13年2/21-15年2/19
領事代理 宮本羆 明治15/5/4
2代 副田節 領事 明治15年7/1-明治15年
3代 前田献吉 総領事 明治15年8/9 - 20年8
4代 室田義文 領事   明治20年8 - 23年
5代 立田革 領事 明治23年8/29 - 25年
6代 室田義文 総領事   明治25/5/12 - 27年(再任)
7代 加藤増雄 一等領事 明治27/10/23 - 29年
8代 秋月左都夫 一等領事 明治29年5/3 - 29年
9代 伊集院彦吉 一等領事 明治29年9/28 -32年
10代 能勢辰五郎 領事 明治32年-34年
11代 幣原喜重郎 領事 明治34年-37年
12代 有吉明 領事 明治37年-38年

明治38年 統監府ができ韓国の行政権が日本帝国政府に移り、保護国となると領事館の
名は廃止して理事庁に替わりました。


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