朝鮮総督府専売局 タバコ.2
大正10年10月 朝鮮総督府外局として 朝鮮総督府専売局が設置されて
専売局ブランドで安価なタバコから高級品までいろいろ出ました。大正10年12月に新発売された「マコー」というタバコはヒット商品で終戦まで
多量に生産され朝鮮総督府専売局を代表するタバコのひとつになりました。大正10年12月に新発売当時の箱
両切紙巻煙草です。名前は「マコー」
10本入り 5銭
オウムの図が多色カラーになっていいます。
大正12年1月にデザイン改定の箱
両切紙巻煙草オウムの図の多色カラーが淡色に変わりました。
釜山第二尋常小学校の先生が書いて、 朝鮮の
普通学校4年以上の生徒に与えられる 教育雑誌
「木馬」に投稿した創作物語です内容は匪賊に両親を殺された朝鮮孤児が
出征する兵士に仇を取って欲しいと貯金の
全てでタバコ「マコー」を買って釜山港で
派遣軍に差し出したので軍隊や出迎えの釜山
府民も感激したという愛国高揚の本です。良い話だとして朝鮮児童教育会が単行本に
して3年以上の公私立小学校・普通学校児童
にと 朝鮮総督府学務局から各道に公文書が
送られました。
(昭和11年12月 発行)この本の中で2円で40個のタバコを買ったと
記述されているので昭和11年当時まで5銭の
価格だったようです。
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