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コロムビア レコード
日本統治時代の企業広告から当時の暮らしの様子を知りたいと思うようになり、新聞や雑誌
などに載ったハングル交じりの広告をコレクションしています。
日本コロムビアレコードは明治時代に
設立された最古のレコード会社です。活動が長いだけあって流行歌だけでは
なく、朝鮮民謡、歌曲、唱歌まで多彩な
レコードを作っています。昭和8年8月20日の朝鮮日報広告です
よく月の9月に発売予定を紹介しています。画像をクリックすると拡大して
見ることができます。
明治の釜山開港時のころから日露戦争の頃まで人気の商売で蓄音機屋というのが
あったことが紹介されています。
音が鳴ることに驚く朝鮮人に聞かせ料として、一人50文から100文くらい貰って地方を
回っていました。団体の所で蓄音機を回すと1貫から1貫500をもらう良い商売だったようです。朝鮮芸妓の声があったらもっと儲かるのでレコードが欲しいと書いた記録があります。
音楽の要望があるならレコードを作るのが
企業の役目です。平壌の名妓の歌を特別新譜として発売した
広告がありました。ハングル広告でも分かるように明治の頃の
蓄音機に驚く時代は過ぎて、昭和になると
朝鮮人向けレコード広告が増えるのです。蓄音機を所有して音楽を楽しむ人達が
増え、生活レベルが向上している事を
感じることができます。画像をクリックすると拡大して
見ることができます。朝鮮日報:昭和8年8月
コロムビアレコードは現在 社名が変わりコロムビアエンターテイメントになっています。
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