この広告は毎日新報の京城版です。
「朝鮮語全発声」とあるように朝鮮語だけ
での映画です。日本語字幕はありません。
日本人の協力はありますが 俳優、
脚本、製作
など ほとんど現地です。
広告を出したのも日本人です。上映した
映画館が
日本人の所有だからです。
広告:昭和12年(1937)4月24日
「ナグネ」ですが、これについては、広告のご紹介なのでこのままでもいいのかもしれませんが、
参考までに申し上げれば、優美館のほうは朝鮮語発声版で、明治座のほうは日本語発声版で同じ日に
封切されたようです(『韓国映画全史』)。
毎日新報ですので朝鮮語版の広告だったのかと思いますが、京城日報あたりではもしかしたら
日本語版の広告が出ていたりするのかもしれません。分かりませんが。