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尻たたきの刑罰

 
尻たたきの刑罰

朝鮮の刑罰規定で日本と異なるものに笞刑
(むち打ちの刑)が あります。

日本では大和時代の律令制度の時は笞刑が
ありました。

日韓併合後も朝鮮特有の刑罰として継続され
ましたが 3代目の 斉藤實総督の時に残酷な
刑罰 だとして廃止になりました。
記録によると杖で尻を叩くと10回くらいまでは泣き叫ぶけどそれ以上になると麻痺して
黙るそうです。刑が終わると1月程度はまったく動く事ができず。糞尿を垂れ流すレベルの
寝たきりになるそうです。

しかし骨には影響がないので3月を過ぎると歩けるようになり、半年経過すると通常と
変わらないように動けるそうです。

朝鮮時代は賄賂で叩く数を買えるので郡守は金持ちを捕まえることで財をなすのが
通常だったそうです。 尻たたきの刑罰

釜山の総合展示場(BIXCO)で開かれた韓国の
各地の観光案内の綜合展がありました。
昔の道具や玩具・衣服・習慣などの紹介が
あり、そこにこの刑罰の道具も出ていました。

笞刑の道具を利用して自由に尻を叩くところを
試したり、記念撮影できるようになっています。
多くの親子が並んでいました。
尻たたきの刑罰

ソウルでもこの刑罰の道具が人気だったと
韓国の 新聞に写真が出たのを見たことが
あります。

日本でこのような道具を出したら企画担当者や
主催者が非難されることが予想されます。

これが日韓の文化の差なのでしょう。

(2007/05撮影)


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