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朝鮮の時刻

 
朝鮮では日時計を使って時刻を測り、十二支で表示していました。

通常の生活には時刻は使用されていませんが 主要都市は城門の朝晩の
開閉 時間を知らせるため鐘が使われたようです。

日本統治時代になると 日本式に午前12時間、午後12時間の24時間が標準になり
主要都市では陸海軍による午砲で正午を知らせました。
釜山は牧の島に砲台があって陸軍が担当していました。

また市内各地に出来た日本の寺社の鐘でおよその時刻を知らせました。

時計が一般化して 時刻表示機能としての午砲の存在理由と火薬などの経費割合から
大正時代になると各地で午砲は減り、サイレンが使われるところが増えてきました。

炭鉱などでも始業・終業の合図でサイレンを使うところが多かったようです。

昭和12年以降は 日中が戦争状態になり サイレンは空襲警報の専用で使われることになりました。
時刻表示としてのサイレンの使用はなくなりました。



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