戦前の広告だけではなく 戦後の新聞コレクションの中から面白そうな物をご紹介します。
まず 1978年の旧正月映画広告をご覧下さい。
韓国では普通のカレンダーの1月1日の新正月よりも 旧暦(大陰暦)の1月1日の正月を
祝う事が普通でした。
最近では新暦も増えたそうですが 旧暦は根強く残っています。
中国では春節、ベトナムではテトと呼んで 旧正月は亜細亜では新正月よりも普通なのです。
昔の映画は知らないのが多いのですが この「サウンド オブ ミュージック」は
レンタルビデオで借りて見ましたし、TVの映画劇場の放映でも見た覚えがあります。
他の映画は見てないので内容は分かりません。
でもタイトルは聞いた覚えがあります。
2.アランドロンのゾロ
3.ドクトル ジバゴ
4.ジョイ
広告をみると昔の物価やいろいろな事も
分かるので面白いものです。
大人 700ウオン 子供550ウオンとなって
いるようです。
現在の韓国映画の1/10程度なので当時から
計算して10倍の物価になったのでしょう。
料金欄の上にハングルで「未成年者観覧可」
と書いてあります。
この事から当時の韓国では未成年者が
映画を見る事は原則禁止になっていて、
見る事ができる映画はこのように特別な
表示がしてあったと思われます。
「サウンド オブ ミュージック」はソウルの
ハリウッド劇場で公開されたようです。
画像:
1978年2月12日:週間韓国から
映画のアンケートにお答え下さい
「韓国珍道中」管理人のYoshibeさまから
情報提供が
ありました。ありがとうございます。
ハリウッド劇場は鐘路にあります。映画館の建物の下は、
一般道です。橋桁のようになった建物に入ると、2階(?)には
楽器店やらオーディオショップやらがまとまりなく出店のように
ならんでいます。階段で上に上がらなくては映画館には行けま
せん。映画館のチケット売り場は、たしか屋上のようなところに
あったような気がします。ここで上映されているはずの映画を
見に来たのですが、「不評で打ち切り!」と言われてしまって、
中には入りませんでした。撮影は2004年1月3日です。
とても映画館があるとは思えないような
所にありますので、探すのにちょっと時間がかかりました。
上の新聞広告の映画のDVDが アマゾンで販売されています。
各映画の解説や推薦文を読むと
最後の「ジョイ」は人気が無いのか?
インターネットは便利になったと |