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塩谷商店:倉橋額縁合名会社

  
塩谷商店:倉橋額縁

牧島(影島)の瀛仙町にあった塩谷商店です。
看板には倉橋商店小売部と記されて
いるので協力関係にあったと思われます。

昭和の初めごろ釜山府榮町で塩谷栄二郎が
家具額縁製造の木工所(塩谷商店)を開業

昭和10年ごろ牧島の瀛仙町に移転、移転後の
栄町の跡地は倉橋商店になっているので
経営協力の様子が分かります。

昭和11年5月 合名会社に組織変更して
倉橋額縁 (名)になりました。
代表者は塩谷栄二郎

画像提供:春花火さま
塩谷商店:倉橋額縁

前列でスーツを着た3人(3兄弟)が経営者です。

スーツ姿の3人のうち一番右が兄の塩谷栄二郎
真中が弟で伊藤喜四郎、左がさらに その下の
弟で半田岩五郎です。

兄弟で姓が異なるのは塩谷家は6男6女の
12人兄弟で、幼少期にそれぞれ養子に
出されたためです。

画像提供:春花火さま
影島の工場では20人程度の人を雇って額縁や家具などの製造を行っていたようで
す。3兄弟の分担としては、栄二郎が家具等の木材加工、喜四郎がガラス加工(幼少
時から朝鮮で育ち、ガラス加工の技術もあったので、栄二郎は重宝したとのことです
が、召集されたので常に居たわけではないようです)、岩五郎が同じくガラス加工
(技術修行のため実家のある和歌山へ戻ったまま終戦となり、朝鮮には戻らなかった
とのこと)です。


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