朝鮮商業銀行釜山支店
新韓銀行瀛州支店
朝鮮商業銀の前身は 明治32年（1899）に設立された
大韓天一銀行で朝鮮の最初の銀行です。
明治44年（1911）に朝鮮商業銀行と名前を代えました。
大正11年：釜山支店を設置
大正12年：元山商業銀行を吸収合併。
大正13年：寶業銀行を吸収合併。
大正14年：大同銀行を吸収合併。
昭和3年：三南銀行を吸収合併。
昭和8年：北鮮銀行を吸収合併。
旧住所は釜山府榮町3丁目71
当時の朝鮮商業銀行釜山支店長：佐藤恒太郎
釜山営業家要覧：23頁：昭和3年発行より
昭和10年：
釜山商業銀行を吸収合併。
朝鮮商業銀行釜山支店は釜山商業銀行の
あった本町に移転しました。
昭和11年 この建物に慶尚合同銀行本店が入りました。
昭和16年 慶南合同銀行は漢城銀行に吸収合併され漢城銀行釜山北支店に
名称が変わりました。
昭和18年 漢城銀行は東一銀行と合併して
朝興銀行が出来、朝興銀行釜山北支店に
なりました。
写真は朝興銀行65年史（1962）：216頁から
1947/7/20 行政区域名称変更で住所が
代わりました
新住所：釜山直轄市東区大昌洞3街71
1969/7/1 朝興銀行北支店が朝興銀行
中部支店に
改称
1982/6/1 行政区域名称変更で住所が
代わりました
新住所：釜山直轄市東区草梁1洞1210番地
写真は朝興銀行90年史（1987）：541頁から
1987年までは古い建物があったのは確かですがそれ以後の何時 撤去されたか不明です。
1987/6/8 朝興銀行瀛州洞支店に名称が
替わりました。
「朝興銀行100年史」の出た1997年には
新しい建物になっています。
(2005年撮影）
現住所：釜山広域市東區草梁第1洞1210-15
玄関に石碑があったので撮っておきました。
訳すると次のようになります。
「1913年3月1日開店
瀛州洞支店は亀浦銀行釜山支店で最初 開かれました。
その後 1943年10月1日に新たに朝興銀行として出発し、
顧客と供に発展いたしました。
CHB 朝興銀行」
石碑は場所や建物の事を言ってるのではなく
瀛州洞支店の歴史を紹介しているのです。
2006年3月 朝興銀行は新韓銀行に吸収されて
消滅しました。
現在は新韓銀行の看板が上がっています。
確認していませんが 石碑も撤去されたと
思います。
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