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蓬莱館
蓬莱館は對馬厳原生まれの 豊田福太郎が
明治39年に東莱温泉最大の温泉旅館と
して建設しました。豊田氏は明治25年に渡鮮し 日韓貿易で
成功し、温泉の経営を始めました。
明治41年 温泉に釜山市街から客を呼ぶ為に
東莱-釜山間の軽便鉄道会社を創りました。戦前の観光地図です。(拡大)
真ん中の赤い線が軽便鉄道の後継である
路面電車の軌道です。豊田氏は大正5年釜山商業会議所会頭 その他
釜山米穀組合長、海産物組合長などの要職を
歴任していましたが、全て辞職し東京市赤坂区
青山南町に居住を移し、旅館経営は支配人に
任せていました。旧住所: 東莱郡東莱邑温泉里 電話:17
現在の様子です。
敗戦でGHQの出した日本人総帰国命令で
空いた後を韓国人が使いました。1962年東莱観光ホテルになり、2002年から
新築のホテル農心となっています。この門は東莱観光ホテル時代の門でした。
記念として保存されています。 (2006/07撮影)
視点を後ろに下がって撮った所です。
戦前のこの一帯は大きな池でした。
(2006/07撮影)
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