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日本海海戦戦勝記念塔
鎮海市立博物館

昭和4年(1929) 慶尚南道の鎮海の市内にある
兜山の 頂上に記念塔が完成しました。

日露戦争で日本海軍がバルチック艦隊を破った
記念として建造された塔です。

同年5月27日の海軍記念日に完成記念式典が
開かれ 鎮海市内が一望できる名所となりました。

日本艦隊の旗艦である戦艦「三笠」の艦橋を
デザイン して作ったと言われています。

米国との戦争に負けた昭和20年までは5月27日は
祝日として各地で海軍の記念行事が行なわれて
いました。

現在は海上自衛隊の体験乗艦のイベントが
あると聞いています。

画像提供:京都の平八郎さま

中園ロータリーの真ん中から見た
現在の様子です。

兜山は帝王山となり、日本海海戦
戦勝記念塔は撤去されて跡地には
鎮海博物館が建っています。

新たに階段が作られ365段あるので
1年階段の名前が付いているようです。

(2008/11撮影)

昔の戦勝記念塔に上がる旧道路です。

戦前はここから歩いて登ったのですが
時間が無いので今回はタクシーで登る
ことにします。

(2008/11撮影)

少し前まで海軍の敷地だったのでゲートが
あります。

市の管轄地でかってに入ってはいけないと
書いてありますが 鍵がかかっていないので
タクシーは無視して開けましたw

(2008/11撮影)

記念塔は破壊され撤去されましたが 階段は
そのまま残っています。

日露戦争の別名 明治37年戦役にちなんで
37段の階段です。

(2008/11撮影)

階段下は広場になっていて 戦前はここで
相撲大会などが開かれたようです。

(2008/11撮影)

現在は通路として使われていないので
ここから登る人は少数です。

赤くなった紅葉が喜んでくれているようです。

(2008/11撮影)

石の階段をゆっくり登ることにします。

(2008/11撮影)

昔の階段を登りきって、突き当たりは
博物館の非常階段になっています。
現在の正門は左側にあります。

(2008/11撮影)

左横に回った入口にハングルで書いた
木の看板があって「鎮海市立博物館」と
読めます。

玄関の上には大統領だった朴正煕の書いた
「鎮海塔」の文字の銅板がかかっています。

(2008/11撮影)


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