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中辻(鎮海の大榎)
写真は鎮海の中心である中辻と呼ばれた
中園ロータリー
ロータリーの中央にあった大きな榎(えのき)
です。鎮海の守り神、神木として親しまれていました。
鎮海の町は直径約100mのロータリーの中央
にある大榎を中心に放射状に道路が作られ
町が広がって行きました。
北と南に小さなロータリーがあります。鎮海は海軍の港町なので軍艦旗をイメージ
して放射状の道路デザインが決まったとも
言わ れています。
現在のロータリーです。
戦後 名前が中園ロータリーに代わりました。米国との戦争に敗れた日本はすべての
施設を引渡して帰国することになりました。残された鎮海の象徴の榎はしだいに弱まり
朝鮮戦争が始まったころに完全に枯れて
しまいました。(2008/11撮影)
視点を右に移動して 中園ロータリーの
中央部分です。新たな鎮海の象徴として噴水を作ったり
色々な木々を植えたのですが育ちが悪く
現在は芝生のみの状態です。右手の建物は鎮海図書館
正面には戦前は警察署の建物があった
のですが撤去されて空き地になっています。(2008/11撮影)
視点を右に移動して 中園ロータリーの
右側部分です。奥の山の頂上に見えるのが鎮海博物館
戦前はそこに日本海戦記念塔があり、
麓には鎮海神社がありました。ロータリ側の鎮海郵便局(露風洋館)だった
建物は そのまま残っています。(2008/11撮影)
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