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大邱公立商業学校

公立商業学校

大邱公立商業学校は大正12年4月の創立

釜山には内地人向けの商業学校の 釜山
第一商業学校
と朝鮮人向けの 釜山第二
商業学校
があり、その他の都市も別に
なっていましたが 大邱商業学校は創立
から内鮮共学になっていました。

旧住所 大邱府大鳳町

写真は慶北大鑑314頁(昭和11年発行)
校長:近藤英三
公立商業学校

大邱広域市中区大鳳洞にある「CEBTRO
 PALACE」(セントロパレイス)と言う
名前のマンションを訪ねました。

このマンションは大邱公立商業学校だった
敷地に建設されたのです。

大邱地下鉄2号線の「慶大病院」駅から
歩いて数分の便利な場所です。

現住所:大邱広域市中区大鳳洞60-10
公立商業学校

マンションのゲートをくぐりぬけると、正面に
商業学校の校舎の本館である赤レンガの
建物をそのまま残っていて、囲むように
高層ビルができあがっています。

近代的な高層マンションと古いレンガの
校舎とのバランスが面白いものです。

戦前の大鳳町付近地図(GoogleMap)
公立商業学校

校舎の左側

壊すのは簡単ですし、更地の方が自由な
レイアウトができると考えそうです。

日本統治時代の歴史の建物をが残すのは
心理的な葛藤もあったかも知れません。

大邱の人達の方が釜山の人達より歴史に
対する思いが深いような気がします。
公立商業学校

校舎の玄関を近くから

近代建築物に直接触れる事で実感できる
という歴史的価値を分かっている人が 多い
のでしょう。
公立商業学校

玄関前から見上げました。

高層マンションの様子が分かります。
公立商業学校

右側です。
公立商業学校

ガラスごしに内部を撮りました。

使われていない様子です。
公立商業学校

校舎の後ろに回って校舎の全景です
公立商業学校

マンションの中庭とモニュメント

裏口からは校舎はほとんど分かりません。

地下鉄駅には裏門が近いので ここから
そのまま帰ります。


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