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大邱に最初に郵便局ができたのは日清戦争後 清国から独立した大韓帝国は明治33年に
万国郵便連合に加盟し、近代化の一環として郵便制度ができました。
各都市に郵便局が設置され 大邱にも郵逓司・電信司ができました。葉書は4-5枚だして1回くらい届き、封筒は何通だしても届かなかったそうです。
買った切手の裏に自分が書いた宛名の一部が写っているのを見て 同じ切手を何度も
剥がして 売っていることに気づいたと当時の居留民の記録があります。
明治36年釜山郵便局大邱郵便所が西上面に
前に開設されて、週一回の郵便の受け取り
確実にできるようになりました。
明治37年4月からは釜山郵便局大邱出張所と
なり3日ごとに郵便が届くようになりました。
同年8月から毎日到着になり集配業務も開始明治38年韓国政府の郵逓司・電信司を郵便
局に 合併して 郵逓司庁舎に郵便局を移転して
8月に 大邱郵便局に昇格明治39年に写真の大邱郵便局の建物を大邱
停車場 前に新築しました。
統監府ができると 本町、龍岡町にも郵便局が
できて便利になりました。大正5年(1916)写真の欧風高層の建物が
上町の 道庁前にできました。その後何度も増改築をして大きくなっています。
大邱駅前の大邱郵便局だった場所に慶尚北道
商品陳列所が建てられました。
大邱郵便局の周囲は重要な施設が
集まっていました。
現在の大邱郵便局の様子です。
欧風近代建築だった建物は取り壊されて
新しい郵便局になっています。(2008/02撮影)
旧住所:大邱府上町
新住所:大邱広域市中区布政洞
沿革史
釜山郵便局大邱郵便所(西上面)---->釜山郵便局大邱出張所--->大邱郵便局
大邱郵便局(幸町)--->大邱郵便局(上町)
戦後 町名変更で布政洞になる
西上面:現在の達城公園の南側で、戦前 浄土宗光明寺のあった付近
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