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大興電気株式会社

米倉武之助

明治44年に 大邱電気株式会社(資本金10万円)を
米倉武之助が立ち上げたことから始まります。

当時の大邱は人口が約2万8千人で戸数約7千3百
程度だったので電力需要が少なく創業時は苦労が
多かったようです。

大正7年8月 咸興電気と合併して大興 電気株式
会社となった時から大きく発展 することになりました。

大正9年には光州電気株式会社を吸収合併し
大興電気光州支店となし、さらに浦項電気
株式会社 も合併して金泉、尚州方面にも
支店を展開し慶尚北道から全羅道一帯を市場と
考えるようになった ようです。


大興電気株式会社

大正15年 統営電気株式会社を吸収合併

昭和5年 全南電気株式会社を吸収合併

昭和7年 南原電気株式会社・霊光電気
株式会社を吸収合併

姉妹会社として傘下に収めた会社が下記です。
会寧電気株式会社、麗水電気株式会社、
順天電気株式会社、蔚山電気株式会社、
慶州電気株式会社、濟州電気株式会社、
安東電気株式会社、固城電気株式会社

合併が進んでいましたが朝鮮総督府は戦時
体制を強化するため南朝鮮全部の電気会社の
合併を推進し、昭和12年大興電気が核となった
南鮮合同電気株式 会社に生まれ代わりました。
大興電気株式会社

現在の大邱の町の様子です。

南鮮合同電気の本社は釜山に置かれました。
大興電気の本社だった建物は大邱支店に
代わり、この付近にあったと思われます。

右の韓国電力ビルの場所では無いか?と
推定していますが特定できていません。

(2008/02撮影)


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