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釜山公立高等女学校
釜山公立慶南中学校
明治39年4月に釜山公立小学校から高等科が分離して釜山公立高等小学校になり 大廳町
1丁目に設置されました。
女子補習科が独立した 釜山高等女学校も併置
同年7月 寶水町一丁目に移転し、大廳町1丁目
学校敷地は穀物市場に売却されました。
同年11月釜山居留民団立高等女学校に改称
明治42年 本科と技芸専科を置く
同年 6/15 土城町に新築移転
釜山府土城町にあった釜山公立高等女学校の
戦前の姿です。
明治45年 慶尚南道所管となり釜山公立
高等女学校と改称
（写真：佐賀県立名護屋城博物館所蔵）
就学期は4年間で 基礎科目：修身、国語、歴史、
地理、数学、理科、図画、家事、裁縫
音楽、教育、体育。選択科目：手芸、英語、韓語
学級数：15 生徒数：697名 校庭：4,514坪
内地人（日本人）のための学校です。
大正14年 修学年を5年に変更
釜山高女校 校地使用状況図（昭和7年）
校舎使用名称詳細
本館階下
本館階上
分教室
寄宿舎
旧住所：釜山府土城町三丁目
歴代校長
初代 高橋恕（明治39年：釜山高等尋常小学校長兼務）
2代 和田英正（大正8年）
3代 安藤文次郎（大正11年）
4代 宇留島喜六（大正13年）
5代 石川頼彦（昭和4年）
6代 落合秀保（昭和7年）
伊藤文治（昭和15）
授業風景
昭和2年の卒業アルバムより
理科実験
昭和2年の卒業アルバムより
図書館での読書
昭和2年の卒業アルバムより
裁縫
昭和2年の卒業アルバムより
体育
昭和2年の卒業アルバムより
調理実習
昭和2年の卒業アルバムより
釜山公立高等女学校 校歌 一 かすみぞ匂う娥眉の裾 楽しき園に若草の もゆる根ざしもいと深き 水にうつろう竜頭の 松の操を守りにて 万代かけて咲き出なむ 二 新潮よするこのなぎさ 妙にささやく波の上を いで入る舟のきそいつつ とわにたゆまぬ力もて 尊きみさとし打ち守り 学びの海にこぎ出でん 釜山高女校章
校庭風景 バスケットボールコート 昭和2年の卒業アルバムより
校庭風景 バレーボールコート、後ろは寄宿舎 昭和2年の卒業アルバムより
昭和18年 釜山公立高等女学校 職員録
学校長兼教諭：伊藤 文治
教諭：小川伍市、丹生正夫、松西金吾、宮地録太郎、池田美稔、高 通夫、福田鉄枝
嘱託：齋藤鎌二郎、関 康子
書記：田頭健吉、山田類蔵
講師：牧野澄江、矢野甫香、深見百代、達子勝蔵、松浦秀明、守田稔、高野了三
看護婦：木嶋良志子
昭和2年の卒業アルバムより
米国との戦争に敗れた日本は 米国の命令で総帰国することになり、
釜山公立高等女学校も消えることになりました。
1945年10月 日本人が引き上げた後の
女学校は水晶町にある釜山港公立高等
女学校の分校になり、釜山港高等女学校
の校長が兼任して管理しました。
1946年4月 女学校は西大新町に移転
6年制の釜山公立女子中学校となりました。
写真は釜山女子高校60年史から
1946年7月 慶尚南道立師範学校の釜山分校の仮校舎をつくり教員養成の学校ができました。
1946年11月 慶尚南道立師範学校釜山分校は東大新洞に移転して国立釜山師範学校に昇格
1950年7月 朝鮮戦争のため米軍病院として校舎を提供
1951年8月 慶南公立中学校（釜山第二中学）が釜山第 1高等学校と釜山西中学校に
分離改編されました。
1970年3月 釜山西中学校を土城中学校に改称
1992年3月 学校名を慶南中学校に改称
現在の様子です。(2枚の写真を合成)
奥に見える白い大きな建物は釜山医科
大学附属
病院で、戦前は釜山府立病院
でした。
現住所：釜山広域市西区土城洞3街
（2005/08撮影）
釜山公立慶南中学校 正門の様子です。
正面が体育館になっています。
運動場と校舎は右
（2008/05撮影）
校舎と運動場 1
（2008/05撮影）
視点を左に移動して 校舎と運動場 2
週末で休みなので生徒がいません。
（2008/05撮影）
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