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高瀬商店
駐車場・延東民芸社・秀林

 
高瀬商店

高瀬商店は近江商人の流れで滋賀県神崎郡
八日市町で生まれた高瀬政太郎が作りました。

明治19年に渡韓したのが23歳の時でした。
綿布、金巾を上海から仕入れて鮮人に売る
商売をはじめました。

需要が増えたので英国から直輸入に切り替え
日露戦争後は国産品を主に販売しました。

写真は明治38年ごろ
左の木造家屋が最初の店でした。
後に倉庫としてレンガ造りの2棟を増築 した
ようです。
高瀬商店

明治28年共同経営者だった福永政次郎に
全ての業務をまかせ郷里に引き上げました。
大正八年没

大正6年10月 高瀬商店を合名会社に組織を
変更して福永氏が代表になりました。

大正9年には資本金を150万円に増資しました。

旧住所:釜山府本町二丁目12

写真は新釜山大観(昭和9年)より
果川市の太虚さま提供
高瀬商店

この写真は「朝鮮之実業」第16号に載った
広告です。

高瀬商店が全鮮に支店網をもっていたことや
営業品目の様子がよくわかります。

仕入先の大阪金巾製織会社は、大阪紡績会社
三重紡績会社と合併して東洋紡績鰍ノなりました。

国産品を海外販売で実績を伸ばし、支店は
京城、平壌、群山、大阪など各地にありました。

福永政次郎は香椎源太郎と共同して学校経営
を始め  釜山実践商業学校をつくり 校長として
若者の教育に勤めました。
釜山東光洞

上の写真と同じ方向から撮ってみました。

レンガの洋館は撤去されて駐車場になって います。
(パラソルの露天商の場所の後)

木造店舗は1階が「延東民芸社」2-33という
御土産品店のあるビルに建替えされています。

現住所
1:釜山広域市中區東光洞2街12

(2009/09撮影)


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