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韓国台湾塩販売合資会社
台湾総督府専売局から韓国内の塩の
一手販売の特許を得て、釜山から韓国
全土に出荷するため明治37年九月に
釜山府 本町1丁目に設立されました。発起人
西野寛司(東京)、尾崎房太郎(横浜)
田中安之助(三州豊橋)、萩野彌一(釜山)
木本普治(釜山)、白田喜一朗(釜山)写真は本町の店舗・事務所
釜山付近では洛東江側に鳴湖塩田がありました。
増水で泥が塩田に入って中断することがあり、
燃料の薪炭が不足気味で蔚山塩に遅れを
取って いました。馬山、木浦、群山の塩は品質も良いのですが
鉄道がないため,牛馬による運送で流通が遅れ
ていました。台湾塩は天日で作り、品質が良く、京釜鉄道を
利用して釜山から内陸部に塩を数割も安価で
供給できることで勢力を伸ばしました。写真は絶影島(牧島)の倉庫
大阪で生まれ商いの修行をした渡邊幸吉は 明治39年
釜山に渡り、質田金次郎と共同で台湾塩販売会社を
引き受け 支配人になりました。
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