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釜山消防組本部

 
釜山消防組本部

写真の建物は三井物産釜山出張所が新築し、
三井物産が移転した後、釜山商業会議所に
なり、 釜山商業会議所が西町に移転した後を
利用で 釜山消防組本部になりました。

釜山は釜山居留民団の自治組織で運営されて
いた ので 官庁のリストに消防署はありません。
(監督指導は釜山警察署)
消防組頭:小宮萬次郎

旧住所は釜山浦琴平町
釜山府本町2丁目9

釜山の人口が増えて木造家屋が密集し始めると火災の被害が増えてきました。
明治27年、消防組が結成され、30箇所の消火栓を設置、手押式放水器を2台購入して
火災に備えました。後に放水器は蒸気式に変更

明治34年4月 釜山領事館は達2号で釜山港日本消防組規則を制定して強化しました。

明治39年 警視庁消防本部長から釜山理事官に松井茂が赴任しました。松井茂は内地から
消防の専門家を呼んで消防組の技術、運営指導しました。

松井茂は統監府の警務局長に転任すると釜山での経験を生かして消防組織を各地方に奨励
しました。

後任の理事官 亀山理平太は明治42年9月、消防組規則を改正し、組織、手当、非常信号を
規定しました。

内容
正副組長、部長、小頭、消防夫の合計130人
蒸気式ポンプ2台、手動式ポンプ4台、消火栓用ホース5台、消火栓47個
消防区域を6区に分ける(警察署前、思案橋、富平、寶水、草梁、牧島)

釜山鎮は明治44年に消防組が有志で結成され、大正3年、釜山消防組の7区に
編入されました。

大正5年には消火栓は60間ごとに設置され182個になりました。 釜山消防組本部

釜山消防組本部のあった場所の現在です。

駐車場になっています。

現住所:釜山広域市中区東光洞2街9

(2005/12撮影)


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