釜山商業銀行
釜山商業銀行は大正2年3月に資本金50万円で
設立されました。
発起人は萩野商店の萩野彌左衛門
大正27月には鎮海支店、大正3年3月には蔚山支店
大正6年7月に統営支店、大正9年には150万円に
増資し、4月に方漁津支店も設けました。
不況で銀行業務が悪化し、朝鮮銀行から
泉末吉を招いて、整理・改革を進め建て直し
ました。
昭和10年： 朝鮮商業銀行に吸収合併され
釜山商業銀行消えました。
建物は朝鮮商業銀行釜山支店になりました。
釜山営業家要覧：19頁：昭和3年発行より
右写真は大正四年の正月広告（釜山日報）
旧住所は釜山府本町1丁目10
代表専務：泉 末吉
理事：迫間房太郞、
香椎源太郞
監査：松尾重信、
福島源次郎、山野秀一
大株主（1931年）
迫間房太郞(5489), 香椎源太郞(3020),
大池源二(2225),
中部幾次郞(1035), 大黒酉松(769), 萩野武夫(750), 英友次郞(738), 迫間一男(737), 福島源次郞(685), 松尾重信(510), 上杉古太郞(360),石原源三郞(539), 豊泉浩一(360)
右の建物は朝興銀行です。
突き当たりの建物の場所に釜山商業銀行が
ありました。
この東光洞1街（旧本町1丁目）は金融機関が集まった
場所です。
現住所：釜山広域市中區東光洞1街10
建物全体を撮ったものです。
（200702撮影）
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