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森虎商店
明松鮨
釜山の本町三丁目にあった陶磁器卸小売の
大手の森虎商店です。
店主は森虎一（2代目）です。
初代は明治8年に佐賀県西松浦郡有田町の
出身で、明治8年に渡鮮、釜山で陶磁器商を
開業しました。
2代目は故郷の佐賀県で学業を修了してから
明治34年に渡鮮、分店して釜山府本町の
この場所で陶磁器商を開きました。
写真は新釜山大観（昭和9年）より
果川市の太虚さま提供
大正時代の森虎商店の広告では「森乕商店」と
なっています。
読みは同じで、乕（とら）です。
初代の店の広告？それとも虎の字は2種類を
使っていたのか? 不明。
商標、電話番号は同じです。
旧住所：釜山府本町1丁目1-5
釜山仕入案内（大正四年）より
森虎商店だった建物は現在もそのまま
残って使用されています。
日式料理「明松鮨」の看板のある食堂です。
（2010/04撮影）
表は改装されているので、普通に歩いていると
昔の建物には見えません。
（2010/04撮影）
横の路地から見ると戦前の大店だった森虎の
勢力を感じる事ができます。
後ろの建物は3街6
現住所
1：釜山直轄市中区東光洞3街5
2：釜山広域市中区東光洞3街76
3：釜山広域市中区白山道5
（2010/04撮影）
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