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栗田商店
栗田商店は
栗田嘉一が本町三丁目で
経営した総合ゴム製品卸店です。
看板の文字がハングルでゴムと記載しているので
朝鮮人向けのゴム靴を主商品としていたと推測できる。
栗田商店は朝鮮総督府のゴム会社統合政策により
昭和9年9月に14箇所の工場が合併して
三和護謨
株式会社を設立し
栗田ゴム商店は消えました。
栗田嘉一は三和護謨の常務として終戦時を迎え、
資産を残して日本に引揚げました。
旧住所：釜山府本町3丁目？
写真は釜山営業家要覧（昭和3年）より
昭和9年に消えた栗田護謨の所在地は不明
写真右下付近の本町三丁目に「岩崎ゴム商会」「シマサ護謨工業所」「ホテイ護謨製造所」などゴム関係の
店が集まっていた。栗田商店もこの付近にあったと推測し調査中
釜山タワーから眺めた旧本町三丁目の様子。
屋根で昔の建物が残っている事が分かります。（2005/05撮影）
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