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第一国立銀行釜山支店
ハナ銀行
明治の釜山居留地時代の釜山地図です。明治6年に第一国立銀行の名前で渋沢栄一
等により創立されました。第一国立銀行釜山支店を居留地内に出した
のが明治11年1月21日です。金融機関が出来た事で居留地の商業
活動の 便宜が良くなりました。明治29年国立銀行条例が廃止となり、
株式会社になりました。
当時は後ろは海で海を背にした海岸に建っていました。
建築当時の第一銀行建物です。
明治の支店長:
木村雄次(明治37-39年)
野口弘毅(明治42-45年)
右に倉の一部が見えます。
韓国で発行された第一銀行券(一円紙幣)
株式会社と記されているので明治29年以後の
ものです。明治42年に通貨発行業務を韓国銀行に
移管するまでは第一銀行が中央銀行の
役割をしていました。画像提供:kuno-chan様
韓国で発行された第一銀行券(十銭紙幣)
株式会社と記されているので明治37年の
ものです。画像提供:kuno-chan様
明治38年1月 倉のあった場所に新築
して ここが第一銀行釜山支店になり、
旧社屋は韓国銀行釜山支店となり、
朝鮮銀行釜山支店に改称後、大廳町に
移転旧住所は釜山府本町2丁目3
当時の支店長:高山慥爾
朝鮮経済発達史:32頁:昭和10年発行より
現在の場所は釜山観光ホテルの真向かいです。
右手に一部写っているのが釜山ホテルの玄関です。昔の写真の位置に現在は2つの銀行の建物が
建っています。現住所
1:釜山広域市中區東光洞2街3
2:釜山広域市中區東光洞2街34(2005/11撮影)
居留地時代の最初の建物があった場所です。
現在は「東光相互貯蓄銀行」です。(2005/11撮影)
昭和時代の建物のあった場所は銀行の痕跡が
残っているだけでシャッターが閉まった
ままで現在は使われていません。その前は「ソウル信託銀行」でした。
(2005/11撮影)
現在はハナ銀行が入っています。
(2008/09撮影)
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