Home > 街角の風景 > 釜山広域市中区 > 東光洞 > 1街
第百三十銀行釜山支店
大正元年当時の第百三十銀行釜山支店です。
金利の高い韓国市場を企業発展の機会と考えた
各地の銀行はつぎつぎと拠点を作りました。
釜山にも
第一銀行釜山支店、
第十八銀行釜山支店に
続いて
第五十八銀行釜山支店が
釜山に進出しました。
明治42年（1909）第百三十銀行は第五十八銀行を
吸収合併しました。
釜山府本町一丁目にあった第五十八銀行釜山
支店は、そのまま第百三十銀行釜山支店となり
営業を継続
しました。
画像出典：釜山要覧：釜山商業会議所：大正元年
所蔵：近代デジタルライブラリー：YD5-H-326-37：30コマ
大正元年の広告です。
明治37年 第百三十銀行のオーナーである
大阪の松本財閥が破綻したため、第百三十
銀行の本体が危うくなり 安田財閥が後処理
行うことになっていました。
そのため 監督、頭取が安田一族になって
います。
大正12年（1923）第百三十銀行は安田銀行に
吸収されて消え14年間の釜山支店も閉じる
ことになりました。
画像出典：釜山要覧：釜山商業会議所：大正元年
所蔵：近代デジタルライブラリー：YD5-H-326-37：178コマ
安田銀行は5年間 第百三十銀行釜山支店の
場所で営業していました。
昭和3年（1928）立石商店に土地
建物を売却して
新築移転しました。
写真は大正四年の正月広告（釜山日報）
中央の木々が見える小公園の場所に当時の
第百三十銀行釜山支店がありました。
(2008/07撮影）
Home . 釜山の基本情報 . 人物 . 歴史 . 乗り物 . 交通史 . 名所・旧跡 . 釜山の街角風景 . 街角風景2
. 釜山の街角今昔 . 街角今昔2 . 食べた物 . 昔の生活と文化 . 釜山近代史年表 . 近代史年号一覧