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立石商店 南濱販売部
大正15年に釜山水産(代表: 大池忠助)
の建物の西側角を 借りて立石商店南濱
販売部が出来ました。建物後ろの影は龍尾山、検閲で稜線が
修正 されています。場所:釜山府南濱町一丁目
立石商店の社史(昭和11年)
立石商店(埋立新町)から海岸まで距離が
あるので海上販売のみを分離し、南濱町に
この事務所を開設したようです。大正時代末期から昭和の初め頃までは
「ハンドポケット」と言う用語が粋だと
されていたようです。
他の写真でも多くの事例があります。この写真でも社史に使う写真を撮る時
社員のほとんどがポケットに手を入れて
写っているのを見ると時代を感じる事が
できます。第一次世界大戦が始まった時の米国海軍の志願兵募集の ポスターです。
物憂げなお姉さんがハンドポケットで呼びかけています。
渡津橋(影島大橋)の建設で龍尾山付近は
撤去、麓にあった釜山水産会社は立退きになり
立石商店 南濱販売部は 大橋通に移転しました。
戦後 釜山府庁は釜山市庁に代わり、
釜山市庁が移転した後 付近一帯を再開発
する為,昔の府営中央卸市場、 三中井百貨店
だった建物など付近の 全てを撤去して空地に
しました。 (2005年5月撮影)
現在の様子です。
現住所:釜山広域市中区中央洞7街
(2009年9月撮影)
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