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釜山水産株式会社
最初の釜山水産株式会社は明治22年4月に資本金5万円で設立されましたが、すぐ解散
2番目は明治36年1月に資本金10万円で設立されました。三番目が本命で、 明治40年の釜山
居留地時代 大池忠助が 水産物の
委託販売(市場)と漁業資金 貸付を
業とする会社を立ち上げました。漁業の町である釜山は水産業に最適な
場所として発展が期待されるので
有力者が多数賛同して大きな会社に
なりました。本社:南浜町一丁目
製氷部:本町一丁目
統営支店、巨文島支店、牧島出張所
大正15年から建物の西側角を 立石商店に
貸したようです。立石商店の社史(昭和11年)に全景が
載っています。
建物後ろの影は龍尾山、検閲で稜線が
修正 されています。
ここが水産物の取引を行う場所です。
釜山の代表的な場所として絵葉書や
各種の印刷物で紹介されています。
昭和3年の役員
社長:大池忠助
取締役:迫間房太郎、 香椎源太郎、 坂田文吉、 武久捨吉
監査役: 中村俊松、 伊藤庄之助、山本利吉
渡津橋(影島大橋)の建設で龍尾山付近は
撤去、麓にあった釜山水産会社は立退きになり
釜山府庁の横の 大橋通3丁目に移転しました。
戦後 釜山府庁は釜山市庁に代わり、
釜山市庁が移転した後 付近一帯を再開発
する為,昔の府営中央卸市場、 三中井百貨店
だった建物など付近の 全てを撤去して空地に
しました。 (2005年5月撮影)
現在の様子です。
現住所:釜山広域市中区中央洞7街
(2009年9月撮影)
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