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山口屋商店
名宝社
釜山府弁天町の雑貨・洋服付属品の店
「山口屋商店」は山口県豊浦郡長府町の
桶谷吉蔵が明治42年に渡鮮し釜山で開業
したものです。独特の仕入れと、最新に工夫した陳列方法で
釜山の先端を行くモダンな店として知名度が
高く繁盛していました。昭和6年に後方にあった木造店舗を3階建て
洋館 に立替して店舗を広げました。昭和9年には長手通りを挟んで正面にあった
堀口呉服店の敷地を買取り洋館3階建ての
店舗を造り、山口屋南店としました。販売品目は洋服関連付属品と雑貨など
旧住所 釜山府弁天町一丁目17
写真は新釜山大観(昭和9年)より:
果川市の太虚さま提供
広告にある「厚司(あつし)」とは厚めの木綿
作業服で羽織のような形です。明治時代のビジネス服として普通に着けられて
いました。広告:釜山日報(大正5年7月3日)
現在の様子です。左の建物です。
方向は北看板に「名宝社」とハングルで記されて
います。時計・宝石店のようです。表の建物は新築ですが後ろは昔の3階建ての
建物だと思われます。現住所:釜山広域市中区光復洞1街17
(2009/03撮影)
視点を左に移動して光復路の全体の
様子です。方向は西
(2009/03撮影)
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