fSvjXcAa9J3OA
Home > 釜山の街角今昔 > 弁天町 >

長手通り(開港時期)

 
長手通り

釜山広域市中区庁の
出した写真集から
「釜山・釜山港130年」の
裏表紙の写真を引用です。
明治の開港したばかりの時期に撮られた釜山の長手通り(現在の光復洞2街)の光景です。
現存するいちばん古い写真だと思われます。

背後に見える山の稜線は影島です。
現在の光復路は繁華街で建物が高くなっているので山は見えませんが、当時は どこからでも
影島(当時の名称は牧島)を見ることができたのです。これが撮影場所を探すキーになります。

本の中で中央の小川は「桜川」です。
川の左手は「縄手通」右は「中辻通」と呼ばれていました。
明治15年ごろ川を溝にし、フタをして両方のみちを合わせて広い通りになりました。
新しい道路名が「長手通」です。

多くの橋が架かっていて、その中に思案橋と言う長崎で有名な橋の名前を取って名づけた橋は
地名として川がなくなった後もしばらく店の場所紹介などで思案橋前とか新聞広告や 路面電車
停留所名などでも見ることができます。
釜山が対馬藩の交易拠点だったこと、そして対馬藩が長崎県になったことなども関連ありそうです。

光復路

昔と同じ場所付近で撮った現在の場所です。
影島の山の稜線がビルの上からわずかに
覗いている 様子がわかると思います。

旧美花堂デパート旧ロイヤルホテル
中間くらいの位置で、光復洞2街です。
(両者とも廃業しているので旧をつけています。)

(2006/09 撮影)



Home . 釜山の基本情報 . 人物 . 歴史 . 乗り物 . 交通史 . 名所・旧跡 . 釜山の街角風景 . 街角風景2
. 釜山の街角今昔 . 街角今昔2 . 食べた物 . 昔の生活と文化 . 釜山近代史年表 . 近代史年号一覧