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由岐薬局
李春式眼科医院

　

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由岐薬局の店主　由岐潔治は明治31年10月
徳島県海部郡浅川村大字淺川浦で生まれました。

明治39年に釜山に渡りました。釜山第一尋常
小学校を出て、大正四年上京し東京薬学専門
学校で資格をとりました。
大正7年歩兵62聯隊に入隊、シベリア出征後の
大正11年除隊、釜山で薬局を開業しました。

ライ病の治療薬「大風子油」を製造し、朝鮮
博覧会では銅杯を受けました。朝鮮や日本全国
各地で使われ独占状態だったようです。

昭和3年から由岐衛生化学試験所を開設、各種
成分分析の権威となりました。

昭和9年　釜山府会議員に当選
旧住所：釜山府大廳町三丁目9
新釜山大観（昭和9年）より：果川市の太虚さま提供

現在の様子です。

前の道は大廳路
道路拡幅工事で由岐薬局だった建物は消え
新しい建物が建っています。

李春式眼科医院の看板のある病院付近に
由岐 薬局があったと思われます。

（2006/09撮影）

拡大しました。
日曜日の撮影なので眼科病院は閉まっています。

現住所
1：釜山広域市中区大廳洞3街9
2：釜山広域市中区大廳洞3街136
3:

（2010/09撮影）

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