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株式会社 明治屋

 
明治屋

東京府出身の豊泉徳次郎が釜山に渡り、
最初は釜山港西町三丁目で雑貨店を開き
商売を始めました。

営業品目は化粧品・小物などの委託販売と
卸売を兼ねていました。

在韓実業家銘鑑(明治44年)より
明治屋

その後大廳町に移転し、

店名も明治屋本店に替わりました。
取り扱い品目もかなり増えたようです。

釜山仕入れ案内(大正四年)
明治屋

昭和になって 株式会社に組織を代え
息子の豊泉浩一が後継者になりました。

クラブ化粧品とサクラビールの釜山
代理店 として看板が上がっています。

住所
釜山府大廳町一丁目三十八

釜山営業家要覧(昭和3年)

隣のビルは棚橋米穀店
大廳洞1街

現在の様子です。

道路の上、写真 中央の黄色い看板の
付近に 明治屋の建物がありました。
戦後、大廳路の道路拡張で取り壊されて
消えました。

(2009/02撮影)


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