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河谷釜山支店
嶺南貯蓄銀行
河谷の本店は山口県玖珂郡柳井町で
嘉永5年に創業されました。河谷は酒を醸造していましたが、当初
から摂津灘西郷で石埼喜兵衛の創った
石埼醸造所の「澤の鶴」も販売店として
いました。大正3年 釜山に支店を開き「澤の鶴」
「雪の梅」「花鏡」などの清酒を全鮮に
販売していました。人物写真は支配人の桂寛治、弟の桂章と
共に渡鮮、釜山で「澤の鶴」の市場拡大に
勤め ました。左の道を挟んで隣は メゾジスト教会があり
ました。
写真は新釜山大観（昭和9年）より, 果川市の太虚さま提供
河谷釜山支店店のあった場所は 現在
富民相互貯蓄銀行になっています。
手前の大きな道は光復美花通、左横の
道は 「セットンキル」です。
「セットンキル」の突当りには 韓国銀行の
建物が 建っています。現住所
1：釜山広域市中区大廳洞2街31
2:釜山広域市中区大廳洞2街226
3:(2007/03 撮影)
大廳洞2街を散歩してると銀行名が替わって
いました。新しい名前は「嶺南貯蓄銀行」の本店。
道路はセットンキル、方向は東
(2009/09撮影)
光復美花通側です。
奥の方が南で光復路、南浦洞となります。
(2009/09撮影)
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