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朝鮮殖産銀行釜山支店

 
朝鮮殖産銀行釜山支店

朝鮮殖産銀行の前身は農工銀行でした。
大正7年に朝鮮総督府の出した「朝鮮殖産
銀行令」で全鮮の6つの農工銀行が合併して
できました。資本金1千万円
合併した農工銀行
慶尚農工銀行、平安農工銀行、全州農工銀行、
光州農工銀行、咸鏡農工銀行、漢湖農工銀行

大正14年には増資して資本金を3千万円にしました。

朝鮮の産業発展のためには個々の農工銀行や
東洋拓殖が融資をする程度では足らないと判断
した長谷川好道総督の推進で生まれたのです。

昭和11年には第十八銀行の釜山支店など9つの
海外支店を買収し、拡大していきました。

旧住所:釜山府大倉町2丁目44
電話:396番
産業銀行釜山支店

敗戦で日本人が引き上げた跡は 韓国産業
銀行釜山市店として営業を続けました。

写真:慶尚南道誌(1963年版)より
産業銀行釜山支店

現在の様子です。
高層ビルに建替えられています。

(2006/07撮影)


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