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龍尾山神社
龍尾山神社は延宝6年(1678) に古館の
居留地が龍頭山の周囲の土地に移転した
時 武内宿禰を祭る玉垂神社の社号で始まり
ました。文政2年に加藤清正を祭り
明治元年 朝比奈三郎義秀を合祀しました。明治11年焼失したので、 保家貞八、 西村
伝兵衛、高木政次郎、秦孫右衛門、阿比留
善九郎、 齋藤 万次郎らが寄付金を募って
方2間の祠を造りました。
明治23年居留地役所の費用で修理して、明治27年に社号を「居留地神社」に改めました。明治38年 大改造を計画し、明治四十年起工、明治41年2月落成し「龍尾山神社」になりました。
祭日は毎年10月2日より3日の両日、
松の木陰と潮風を楽しむ景勝地として釜山市民に親しまれた 場所でした。昭和6年から始まった牧島と釜山市街地を
結ぶ渡津大橋(現在名:影島大橋)の工事の
関連で 龍尾山を削って新しい道路と市街地を
造る事になりました。龍尾山のあった場所に釜山府庁と大きな
道路が出来ました。昭和7年、龍尾山神社は 龍頭山神社の横に移転しました。
敗戦で日本人が引き上げた跡、米軍の
作成した釜山市街地図には神社の記号が
あるので 龍尾山神社時合祀されていた
神社の一部が残っていたと思われます。
現在の様子です。
釜山ロッテワールドのデパート棟の
建設工事が進んでいます。(2009/08撮影)
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